”栄富士”を借景に都市計画、

”栄富士”を借景に都市計画「立体用途地域制」の導入を考えて見る。!!
画像は、たそがれ迫る夕暮れの街・・・・”栄富士”を背にして此処に在るのは「栄高校」「道南バス東町ターミナル」そして現在は企業が入れ替わってしまったが、「室蘭生協」がまだ店舗を構えていた頃の写真です。”栄富士”とは俗称で有る。本当の名前は知らないが、室蘭バイパスを通す為の「汐見トンネル」が貫通している山です。先人達はこの山に対して侮蔑の限りを行ってきた。太平洋を望む海側は早くから採石の為に、醜く削り取られ、街に顔を見せる北側も 何の配慮もされず削られてしまった。誠に残念つい最近も何かの為か西側斜面が更に醜くえぐられていた。この山はとても””ちっぽけ名も知られぬ山だが今後は、里山として大切にして欲しい!!  ”栄富士”は見方に依っては とても存在感の有る山だと思う。もし都市デザインを考えるなら借景も都市計画を進める上で考えて貰いたい。
自分が描いているブログ上で都市再開発の事を、いくら述べても実現不可能な事で、所詮 絵に描いた餅で 腹が減っても食べる事が出来ないと笑われると思うが敢えて自分の夢を語って見たい。もう既に全てが開発尽くされた感の有る室蘭の街だが色々な人達とユメを語り知恵を出し合えば新たな再開発”ニューフロンティア”が生まれるかもしれない。都市計画を進める上で色々な建築物の混在を防ぐ為に必要とされ適用されている法律に用途地域制が有るが、其の中に「立体用途地域制」あります。それは必要が有れば河川や運河の上を立体的に跨いで広場や道路が作られたり、道路の上に道路が多重に築かれたりする事が可能とされる法律だが、室蘭市は平地が少ない中、斜面や高台に住宅が張り付くように開発されスプロールしていった。市域の平らな大部分の土地を大企業の工場や他の施設の為の社有地として先に取られてしまっているので市民の意見を求めて開発しようが無いのかも知れないが「立体用途地域制」の導入で都市再開発のデザインが柔軟に取り入れられるようにして見てはどうだろう。「JR室蘭線」も、その昔に在ったと言うイタンキの海側に高架鉄道として移設が可能ならとしてのユメが有る。”栄富士”を背にする借景を活かせる場所に新線「JR室蘭駅」をデザインしてみる。「道南バスターミナル」と一体化して此処を「交通センター」として再開発してみてはいかがだろうか。「室蘭」の地名は崎守町にあった場所の地名でアイヌ語の「モルエラン」「モルエラニ」其の意味”緩やかに坂を下った所”が語原とされているが、駅のデザインもその意味を考慮して車と出遭わなくて住むように歩行者専用道路を立体的にデザイン、(エジプトの古代遺跡ハトシェプスト女王の葬祭殿をモチーフにして)鉄道の移設となると新たな土地の確保が必要とされ、まして住宅や色々な企業の会社施設が張り付いている地域にとても無理な問題に思えるが、もし鉄道を移設させる事が出来たら室蘭市の中心に開発可能な新たに沢山の土地が生み出される事になる。鉄道移設で住宅や土地を奪われる感のある人々の権利が守られるようにして更に条件良い場所、新しく生み出される都心JRの跡地へ、土地交換を行う事が出来たら良いと思うが、これは国の賛同許可も必要とされ到底無理な事だろうけど・・・。其の昔、室蘭線に新幹線導入が叫ばれ「札幌」〜「室蘭」太平洋側ルートが提案されていたが、いまはすっかり鳴りを潜めたかな