測量山の山頂に何かを築くとしたら・・・・?パノラマに展開する俯角45度の眺望が欲しい


測量山の山頂に何を戴く・・?(写真の観音像は室蘭湾を望む場所に建っていたが、いまも遺っているかは不明、素材はプラスチック樹脂製のようだ)
  1977年(昭和52)7/15 に発刊された市史『室蘭のうつりかわり』の序文にホシケサンベ<雲より下りし山>と題して、絵鞆半島の成り立ちそして測量山の記述があるが、ホシケサンベはアイヌの人達による呼称として、松浦武四郎の説が紹介され北海道の名付け親として有名な、探険家としての彼の薦めに寄れば「ヲシケサンベは、この辺にてすこぶる風景よし。形、フジに似たる山なり。この上に観音にても安置してせば、おいおい参詣の人数もでき、上の辺りを踏みならし、開拓の一助となるべきに、」とある。ー後略ー・・・・しかし最近、厄介な構造物として遺され処分出来ずに困り果てている観音像が日本各地に有ることを知った。だからそんな偶像は望むべきではないが、だが然し、測量山を眺める景色の良い事は確かだと思う。いま話題の東京のスカイツリーを、我が街・ムロランにも欲しいところである。いま有る測量山のアンテナ群が地デジ化で無用となる様なら、それに置き換わる地デジのアンテナ塔を測量山の頂上に、その山容に相応しいデザインで下から眺めても良い形で、然もアンテナ塔の上に室蘭湾の美しい風景を一望するパノラマ展望台をも築いて貰えたら、落ち込んでいる経済も上向きになるかも。いやはやなんと既に地デジのアンテナは測量山に建っていた。その四角張ったアンテナを見てガッカリした。なんて無骨なんだろう風景に合わせるデザインの考慮も必要だと思う。ただ建築法的に構造力学が良ければどんなデザインでも構わないと言う訳ではないと思うのだが。