あたたかい春は、まだ来ぬ。夢に見る常春の南の島は遥か彼方!!


イタンキの海辺に、常春のリゾート施設が有ったら良いね。全天候型の大ドーム・温水プール海洋深層水を使ったスパ!!外が寒かったりしても、また海が時化ていて泳げない日でも大丈夫!!実は本当にイタンキ浜大規模海洋性レクリエーション地区と銘うってのプランが昔に出されていた。今は市民に忘れられてしまったが。それは1973年(昭和48年3月)室蘭市コンサルティングを(株)巴設計事務所に依頼して提示された物である。「室蘭市観光診断報告書」結局は実現しなかった。市は中小企業工業団地造成地区に指定しているが、用途地域制の見直しを計ってでもイタンキ浜の景観地区に相応しい施設が導入される事を望みたい所である。
昔、イタンキの海水浴場の砂浜はアイヌ語で「ハワノタ=(ハウ・アン・オタ)」[声・有る・砂原]或いは「フム・ウシ・オタ」[音・する・砂原]などと呼ばれていた。「鳴り砂・泣き砂」と称されて少し前に話題になったりしたが、日本の各所・他の地方にも存在する。
*《鷲別岬を眺められる海岸線も単なるコンクリートの岸壁からシーサイドパークとして美しくデザインして欲しい、また鷲別川もクリーク(細長い入り江)カナル(運河)の装いで、川の水量が一定に保たれるように水門を設け本物志向で運河の町を築けたら良いですね!!》
室蘭市の海岸線の景観保護を提唱するに当たっては、境界が登別市側にまたがる鷲別岬の景観保護から望みたい。室蘭市側は早くから宅地化が進み住民による畑作によっても自然の植生が破壊され生活ゴミを崖の斜面に投棄されるなど自然保護の意識の希薄さが問題視されて、環境良識が求められる。鷲別岬から絵鞆半島の突端までの自然保護・景観保護等を対象にイギリスに始まったナショナルトラストを見習って、これからの開発の有り方を考えるべきかも。