街作りは、やり直せるか!!土地は誰のもの?


土地は誰のもの、街作りはやり直せるか?この地は、むかし国鉄職員の社宅が建ち並んでいた場所。国鉄から”JR”になった時、職員は方々へ移動させられ、暫くの間ゴーストタウンになっていた・・・・
この場所に、何にも無かった時に思いを馳せ・・・画家が真っ白いキャンバスに向かって創造への思いを巡らすように、一度出来上がっている町でも真っ白に初期化して全く新しく美しい街に作り変える事が出来たら良いが。思い出してごらん何にも無かった更地を、貴方ならドンナ風な街に仕立て上げたいですか?(下の写真は茶津山と入り江埋め立て地区の開発がまだ進行する前の雪景色です)
東京の汐留地区に「劇団四季」のミュージカル公演天幕が在った頃の風景、下段の方の写真は室蘭市・宮の森町にかって在った国鉄社宅がゴーストタウンに成っていた頃の荒景。どちらも都市再開発するに当たっては重要な土地であったと思う、特に室蘭市の場合只でさえ平地が少ない中、こうした都市の中心地域に開発可能な土地が生じたのに無策に終わり、一部の民間業者に買い取られ本来開発に当たって細分化されては成らない筈だったのに・・・・土地が国のモノで有る内は国民・又は市民として、色々プランを出し合い意見を重ねて公共を優先とした有効な使い方を考えられたのに。(あぁ〜残念・勿体無い!!)

東京と室蘭では、方や国の首都であり、此方、地方の弱小都市であり、したがって土地の重要度にも雲泥の差があるのは判ってはいるが、このように生じた空地の開発に当たっては公共の利益を優先に市民の意見を充分に反映させてから、しかるべき開発者の手にゆだねるべきであったと思う。
 東京の汐留地区は”コムーネ汐留め”と銘うってイタリアンティーストで地域住民(NPO法人コムーネ汐留)=(旧汐留対策協議会)が力を出し合って東京都が行う都市計画事業(汐留土地区画整理事業)の再開発が現在も進行中のようです。
コムーネ汐留のサイトはこちらです<http://www.comune.jp/ITALIA3.htm